団子汁

寒さが続くと時々聞こえてくるのが大分の郷土料理団子汁のこと。
そういえば家人の元気なころは、時々作っていたし、厚かましくも
ご近所の転勤族の方々にも教えたりして。この数年道の駅で
何度か食べたことはあったが何かが違う。
麺のこしと具材の量、出てくるときのやけどをするような
熱々感。久しぶり作ってみるかと地粉や、野菜を揃え
粉を時間を図りつつこねて、寝かせて伸ばしてみる。
大昔戸次の婦人会の方々が城址公園でホウチョウを作っているのを
見よう見まねで覚え両手でブランコを揺らすように引っ張り長く細く
作る。そのわきで子供が粉を粘土代わりに床を汚しながら遊ぶ。
あの頃が一番幸せな時だったなと今にして思い出される。
久しぶりの団子汁はおいしかったが一人で食べてもなー。
あと何度作る気力が残っているか。我ながら考えどころだ。