学習能力ゼロ

日が落ちると雨戸を閉めるのが毎日の事だが、近所の知人曰く
通りの外れまでガラガラガチャーンという音が聞こえるそうな。
戸袋にヤモリがいそうでそれが怖くて、というのは弁解と言えば
聞こえはよいが単に荒かましいというだけの事だ。時々それで
失敗をするのだが学習能力ゼロだとつくづく思い知らされることが
今朝も起こった。右手の指三本を雨戸の間にはさみ中指に大きな血豆を
作った。痛いのは確かだが今週末お抹茶を点てねばならず、夜中12時
近く思いついて絹針をマッチで消毒をし指先に差し込み血を出した。
思ったほど痛くはなくて随分小さくなった。あとはイソジンで消毒。
夜中にひとりこんなことをしているのは考えてみればヤモリより
不気味なことかもしれない。それに今時マッチというのも古めかしい
事ではあるが。