新車と夕日

急遽誘われて私の師匠と師匠の師匠3人で数年ぶりに真玉の夕日を写しに行く。
師匠がお歳に似合わぬ若者が乗るようなハイカラな車に変えたとの事。
その車にも乗ってみたく夕日も写したくお一人様の気楽さもありで何事も
二つ返事だ。車中は新車の匂いを嗅ぎながら自動車談義。そのうち物々交換。
これが若者と違うところで楽しいことこの上ない。若い人たちは何人いようが
それぞれにスマホ。何をしているのか隣にいる人のことなどお構いなしで
ずーっと無言。時々話しかけてもあーだのうーだの気のない返事。
これでは会話が成り立たない。我が家の息子には帰郷した限りは寝室
以外はスマホはご法度にしょうと固く心に決めた。さてもそれを言えるか
心もとないが。そうこうしているうちに順調に真玉海岸に着く。潮が良い具合
に引いて砂浜に夕日が当たりきれいな模様を作っている。もたもたしながらも
何枚か写せて一人満足し今日も一日の幸せに感謝。両ご師匠様にも感謝。