ジリヤキ

あまりの暑さに余程の用事でない限り家に閉じこもっている。常に
ほぼ3日分の食糧を買い込んでいるが、いよいよ手抜き料理の材料も底をつき
さて夕ご飯は何をと考えた時、はたと思いついたものがある。
殆どの都会育ちの方には想像もつかないだろうがジリヤキである。
小麦粉と牛乳で薄めの生地を作り隠し味にほんの一つまみの砂糖を入れ、
バターを引いたフライパンに薄く延ばし片面が焼けたころ、ひっくり返し
黒砂糖をぱらぱらとのせて出来上がり。アツアツが何とも言えず美味しく今時の
気取った菓子類よりおいしいと思う。まあ年に数度の事だからそう思うのだろうが。
何時だったか写真仲間が道の駅で分厚い生地で黒砂糖なしの冷えたそれを買い
嬉しそうにしているのを見たことがあるがこっちのみーずがあーまいぞー。