携帯電話

今朝の地方紙声の欄に96歳の方が元気に行商をし携帯電話も
使いこなすとの驚きの声。携帯は今では生活の一部になっていると思うが
かたくなにそれを拒否し弊害ばかりを声高に言う友がいる。
持っていないから良さが解らないのか、それとも恵まれた環境で
不自由を感じないのか。最近はデパートにも公衆電話が少なくなったと
あたふたと駆け回っているが。使えばと言っても一応は遠慮をする
ものの、さすが旅行の時には意地もどこかにすっ飛んで行くのか
貸し手という。その彼女がいつ携帯を持つか今のところ密かな楽しみである。
もう一人アナログ人間を通すと言っていた友人が子供たちから持たされて
今ではなくてはならないもののようだ。彼女自身も村内では大活躍の有名人。
持たざるを得ない環境の方は持っていない事で周りに迷惑を掛けるという事を
自覚すべきだと思うのだが。少しずつ動く時代にぼつぼつでも追いついていかねば
お一人様にはますます暮らしにくい世の中になりそうだ。