ある夜の出来事

夜10時半ごろ友達との電話を切りさあ休みましょうと思ったとたん
頭が今まで感じたことのない不快感に襲われ動悸は激しくなるは、体の震え
は止まらないはで、血圧を測ったら上が190から200その後はエラー、
ただ事ではないと急ぎ救急車をお願いした。やっとの思いで自宅の鍵をかけ
表で救急車を待ったが数分がとてつもなく長く感じられた。苦しくて後先
考えず早く鎮静剤でも何でも打ってくれと思うばかり。そんな時死ということは
全く頭にはなかった。自分が楽になることばかりを思ったが、ちらっと脳卒中
困るなと思ったくらい。だから人は苦しくても生きていけるのかなと妙に納得。
これは少し落ち着いて思ったことだが。結局パニック症候群とのこと。そんな
やわな精神力、体ではないつもりだったのだが。一晩病院にお世話になりすぐ
入院グッズを集めてボストンバッグに詰めたことは言うまでもない。