花の刻

南天や千両に始まり梅が咲き、そうするとメジロがつがいで鳴きだしその愛らしい姿を
写真に収め桜の花の開花情報が耳に入ると同時に菜の花も負けじと彩を競い気もそぞろで
落ち着きません。そうこうしているとはや野も山も新緑。森林浴を楽しんでいる目に
薫風に揺れる山藤の楚々とした紫色の花房が飛び込んでくる。
しばらく何もないかなと思う間もなくアジサイがたっぷりの雨を含んでみずみずしく咲き
菖蒲の花も後を追いかけるように咲き誇り花の命は短いというが歳月も人を待たずという言葉
通り駆け足で過ぎていきます。梅雨が明けると朝顔、ひまわりそのうちヒゴタイ彼岸花と咲く刻を待っています。慌ただしい日々のささやかな楽しみ仲間との行楽を兼ねた写真撮影が花を追いかけ追いかけられていっそう多忙さをに拍車をかけております。ただ不思議なことに写真撮影でどれだけ歩こうとも疲れ知らずでげんきんなものです。