遺族外来?

今日は主人が留守だからと長々と電話をしてくる友達がいるが
主人が最大のストレスとのたまう。料理が趣味で朝夕の食事は
そのご亭主が作るというのに何ということをと思うが、
まあそういう友や知人が多いのは確かだ。一足先に遺族年金になった身には
年金要員と思い大事にするようにと話す。ただ最近やたらとマスコミが
死別は人生最大のストレスと書き募ったり遺族外来だのと騒いでいるが
そんなに昔から人間は弱かったのか。戦後を生き抜いたその力は
どこに行ったのか。どうも腑に落ちない。
今年初盆に伺った先の奥様はするだけのことはやり何も後悔はないと
涙一つ出なかったと闊達に話す。わが身を振り返ってもそのとうりで
世間様に対してよよと泣き崩れて暗く悲しい顔で下を向いて歩かねば
人並ではないのかとふと思うことがある。猫とゴキブリ退治に、また地震の時に
は一人で我慢するのはちょっと辛いが100歳まで生きられるのも大変だと
適当に折り合いをつけて生きている。それにしても男はつらいね。

10年ひと昔

都議選も終わり藤井聡太君の将棋も終わりでニュースも
面白くなくふと新聞のテレビ欄を見たところBS11で
懐かしの冬のソナタを放送している。10余年前
再々々放送で人に勧められ見始めた当時が懐かしく思い出される。
これにははまった。気が短い性分故次が気になりすぐ
江藤南海堂にDVDを買いに行き繰り返し飽きもせず観ていた。
ユジンの可愛さ、チュンさんのカッコよさにその後
ありとあらゆるジャンルのドラマを見、挙句は新大久保に行き
色々なグッズを買ってもいた。竹島問題が起こり息子に
それでも見ますかと問われ又家人の最後の闘病も重なりで
暫くご縁がなかった。頂き物のサクランボをつまみながら
しばらく至福の時を過ごした。10年ひと昔とはよく言ったもので
江藤南海堂もなくなり周囲の様相もずいぶん様変わりしたが冬のソナタ
色あせることなくいまだに新鮮だ。その当時友達にもらった
冬のソナタの絵入りマグカップも大事に使っている。

京都

ひょんな動機で友達と三人梅雨の京都に2泊3日の
旅行をしてきた。あとで考えれば梅雨の真っただ中。
心配をした雨はほんのお湿り程度、その代わり暑い
なんてものではない。少し歩いただけで体中どこからこんなに
出るのだろうかと思うほど汗が噴き出てくる。
日ごろあまり汗はかかないのだが京都の暑さは聞きしに勝る
高温多湿。考えてみれば何度も京都は訪れているが
春か秋の気候の良い時だけ。かといって外つ国の方々の会話は
元気そのもの。おまけに貸衣装の着物を着て上手に歩いている。
どこもかしこも魅力的な街だが夏の京都はこりごりだ。

噂をすれば

5月初めに好奇心で都城市にわずかばかりのふるさと納税をしたが
その後に知人が同じ地に納税をしてすぐ返礼品が来たとのこと。
まだかまだかと待つ身には旅行中に来てもなーと蛍撮影の蛍を待つ
間こればかりは電話で問い合わせるわけにもいかずと笑い転げていた。
その昔親戚の者がいつも来るところからお中元が来ないので、そこに
電話で問い合わせたところ今年はどこにもしてないといわれ皆の笑いを
誘っていたが、似たようなものだ。返礼品目的では本末転倒だが、それでも
楽しみに変わりはない。蛍は写真に写すには少なかったが鑑賞するには
まあまあの量で川風に吹かれながらの気持ちの良い蛍の夜。
11時近くに帰れば宅急便の不在表。噂をすれば何とかの夜でもあった。

ふるさと納税

人に遅れること数年ふるさと納税の返礼品の競争?と自治体ごとに
納税額の格差が話題に上がり始めこれは少し乗ってみようとネットで調べる。
出るは出るはふるさと納税人気ランキング他類似の内容の記事。
もちろん返礼品と還元率。例を挙げれば港区や世田谷区は税収減。
他方地方の小さな町村がそれによりかなり潤っているとのこと。
返礼品の率を減額される前に人気ランキング一番の宮崎県都城市に
少し遊び心と興味津々でふるさと納税をする。返礼品を見るとあるはあるはで
焼酎だけでものん兵衛にはたまらないだろうなという種類の多さ。
納税をして返礼品で農産物や畜産物、海産物その他酒類等生産者も助かり
単純な頭で考えるに三方良いことずくめだと思うのだが。2〜3ヶ月後の
A5ランクの牛肉500g。普通ではとてもじゃないが買えない高級肉。
その時まで今のままの還元率でと願いつつ又楽しみでもある。

伊豆半島の旅

4月4日から3泊4日で伊豆半島修善寺、熱海と回ってきた。
気心の知れた友との旅行は写真撮影もかねて唯一の楽しみでもある。
初めて乗る海岸線を走る踊り子号、お弁当を食べながらの車中は
さながら大人の遠足。千貫門、太田子海岸、三四郎島トンボロ現象
堂ヶ島クルーズでの天窓洞、等々こちらではなかなかお目にかかれない景色を
堪能し運よく太田子海岸での夕日の写真も写せて満足して温泉につかる。
極楽極楽と天に向かって今回も感謝。
修善寺はイメージが先行をしていてその分余計にがっかりしてしまった。
情緒も何もないただのさびれた田舎町。所によっては村おこし町おこし
と頑張っているというのに。熱海はそれなりに海岸通りはきれいに整備されており
東京からも新幹線で30分足らず。十分に日帰りエリアで楽しめると思った次第。
MOA美術館はさすがに素晴らしい美術館でお天気さえよければと少々残念だったが
最初の3日間が晴天。少々の雨には文句も言えない。次の旅行の約束をして羽田での
別れ。お互い健康に気を付け再見。

内緒内緒

内緒内緒の大笑い。一人で笑うのももったいなくしかし内緒の話。
ある御仁がテストで(よきをとりあしきをすてて・・・・・・・)
の意味を問われ、よきすなわち斧で足を切りとりとか返答したら
先生が憮然として下がれと言われたとか、
のちに知ったことだがこれは明治天皇の和歌で(よきを取り悪しきをすてて
外国(とつくに)におとらぬ国となすよしもがな)だそうだ。
終戦後の旧制中学が高校制に変わった最初の年。多分世の中もまだ落ち着かず、
ざわついていた頃のことだと思うが結果は良きにはからえということで〇。
答える生徒も受け取る先生もそのころはおおらかなものだと思う。戦後72年
教育勅語などは死語の分野だと思っていたがまたぞろ世間を
賑わせているようだ。まあいろいろあります。