手紙

(便りのないのは良い便り)と言う諺があるがこの諺が見事にひっくり返った出来事がこの
2か月の間に3件ほどあった。喪中欠礼にことよせ家人の死を手紙にしたため数十件ほど出したところ、いつもはすぐに電話なり手紙で連絡をくれる方が音沙汰なし。こちらから事情が事情なだけに電話もできずどうしたものかと案じつつも、野暮用にバタバタして日を過ごしていたところ最近になり皆さん入院をしていたとのこと。こんなびっくりしたことはなかった。
暖かくなって会いましょうということで少し安心した次第。
又つかず離れずのお付き合いの方は言うまでもなく、余りお顔も知らない方からの心のこもったご丁寧な返信の手紙にどれほど慰められ励まされ嬉しかったことか。乱筆乱文を口実に礼状以外殆ど手紙を書く事もなく携帯やパソコンのメールですべてを済ませていた自分自身を大いに反省。喪中欠礼の手紙には必ず簡単でも返事を書かせていただこうと、この度はよい勉強をさせていただいた。