ツバメの子

旋回の輪の広がりぬツバメの子  俳句もどきの此の句を作ったのは
8年前家人が別府のリハビリセンターに入院しているときでした。
斜め前の病室の軒下にツバメが巣をつくり毎日看病?がてら眺めておりました。
今は四方を山に囲まれた長閑な田園風景のなかの小さな診療所。
一面黄金色の麦畑の上を低く飛び交っているツバメの子3〜4羽を開け放した病室の
窓から、それこそ麦嵐の風を楽しみながら眺めています。小さな喜びを自然界の
生き物達からも貰っています。